飽きた、人生に迷った人
就職・転職活動のマインド

仕事に飽きる原因と状況-その時行動すべきこと

今の仕事飽きたな。こんなことを思ったことがあります。

その時体全体から何か力が抜けていくような感じがしました。その時点で、「ああもう終わったんだな」とはっきり認識しました。

ある人にとってはそれは耐えきるべき時なのかも知れません。またある人にとっては環境を変えるべきタイミングなのでしょう。

仕事に飽きたと感じるような時はどんな時なのか予めわかっておくことは自分がそのような状況になった時のためになります。またすでに飽きたと思っている方にとってはこれからどう考えればいいのかという指針になるでしょう。

仕事に飽きたと思う状況にはどんな物があるのか

仕事に飽きてしまう状況はふとした時にやってきます。終りに近いものを随分前から感じているでしょう。ここに挙げるいくつかはそのうちの一つに過ぎませんが当てはまるかどうか考えてみて下さい。

目標達成観

仕事をやってきてある時、目標達成観を感じることがあります。

例えば私が営業をやっていたときですが数字を達成できない日々が続きある時に達成できるようになります。そして連続して達成できるようになった時その職種の営業ではこれ以上得られることがないとわかってしまったのです。

休日もないような働き方をしていましたがすでの自分の目標を達成してしまったとわかった時に急にやる気が無くなってしまいました。その目標とはその職種で身につけられる営業力をマスターすることです。マスターというのは主観に過ぎず何事も突き詰めれば奥が深いものでしょうがその時の自分はこれ以上得られるものはないと感じたのです。

その職種で得られる経験をしつくしたと思った時。つまりもともと目標としていた経験値などを得たと思った時に飽きたと感じると思います。

自己実現が出来ないフィールド

経営について学びたい、そう思って入社したのに単調な決済業務の毎日。いつ配置換えがされるかわからない。

いつまでたっても自己実現が出来ないフィールドであるとわかってしまった時、多くの人は仕事に飽きてしまうと思います。

たとえその会社が様々な職種を経験できる職場であったとしても実際に異動し経験できなければ意味がありません。このような環境で飽きたと感じた時自分の業務が自分の長期的な目的に合致しているのか考えてみるべきでしょう。

使命感が持てない

会社の経営方針や営業方針が間違っていると感じた時しだいにそれに従って行動するのがしんどくなってくる場合があります。これは私が証券マンとして営業をしていた時に感じたことですが、間違った営業方針であるということです。この時同時に感じたのがこの飽きてしまうという感覚です。実は私はそこそこ営業が出来たこともあり数字は達成していたのですがそのことも手伝い、この仕事は飽きたなと思ってしまいました。実は証券業には私が深く悩んだことが別にあるのですがそれは別の記事で書きたいと思います。

この仕事を続けるのに使命感が持てない、つまり正しくないと感じてしまった時も仕事に飽きてしまう状況の一つです。

決まりきった仕事、ルーティーンワーク

毎日決まりきったデスクワークをしていると飽きてしまいますよね。これは誰に対してもありがちです。単調なルーティーン・ワークに飽きてしまった時、自分の適性を見直すチャンスだとお思います。私の考えでは安定した仕事、単調な仕事をこつこつするのが得意な人と全くできない人がいます。できないタイプの人がこの手の仕事をずっと続けるのは無理があるでしょう。自分が単調な仕事には向いていないと感じた時は自分がその仕事に向いているのか考えてみましょう。

自分の力量に見合った仕事を任されないこと

本来自分に出来るはずだと思っている仕事をいつまでも任せられない時、仕事に全力で打ち込んでいる感覚が得られないのではないでしょうか。

自分の力量を下回る仕事をずっと続けていると次第に飽きてしまうでしょう。

このような場合上司に掛け合って別の部署や支店などでより責任感のある仕事を任せてもらえないか交渉したほうがいいかも知れません。自分の経験では例えば本業の店舗の責任者ではやや小さい仕事しか任されないのに対し傘下企業(子会社)ではより大きな仕事を任される可能性がありました。そうした場合仕事に飽きてしまうよりは子会社に異動したほうがいいのかも知れません。

年功序列的な制度

何年経っても給料も責任のある地位にもつけない会社では、仕事自体に飽きてしまうことにもなりかねません。

そいいう会社で仕事に飽きたと感じたら転職するしかないでしょう。年功序列的な制度というのは会社の根幹に関わることです。そう簡単に変わるわけがありませんしその会社の全ての職種に渡り同じことでしょう。

仕事に飽きたと思った時に考えるべきこと、気づくべきこと

蛍光灯、閃き、気付きのイメージ

仕事に飽きたと思った時に第一に考えるべきことは適正でしょう。自分が単調な仕事には向いていないのか。営業としてずっと成績を達成し続けることに向いてないのか。

そういった適正に目を向ける必要があります。適正というは意外とわかりそうなものでわかってないものだと思います。誰しも極端な能力の偏りがあるわけではなからです。例えば、じっとしているのは苦手だが人と喋ったりすることは得意であるという人がいるでしょう。しかしそういった特徴ははっきりとしている人ばかりではありません。じっとしているのがそこまで苦手ではないがどちらかというと人と話すのが好きという程度の人もいるからです。そういった場合適正に気づくのに何年もかかるかも知れません。それほどストレスを感じないからです。
そういう方が仕事に飽きたときこそ適正について考えてみましょう。

適正について答えが出たら似たような別の部署に異動するべきなのか、全く別の部署に移動すべきなのかまたは環境を変えて転職すべきなのかを決めましょう。

仕事に飽きたと思った時に第二に考えるべきことは環境を変えるべきかどうかでしょう。

実際この選択は非常に重要です。特に日本企業の場合年功序列ですから組織に乗っかり出世していく道を選ぶのか実力をつけて様々な会社を渡り歩く(外資でないと事実上難しいでしょうが)のかの選択でもあります。一度転職をしたかたはいわゆるはえぬきという特権はありませんので、2度めも転職するのにそれほど抵抗はないでしょう。しかしはえぬきの人材を重視する会社は多いのでそのままいれば多少は有利な立場でいられる可能性はあります。

この時、転職を選択するのか残留を選択するのかで人生は全く変わってしまいますよね。

残留を選んだ場合もうおそらく転職することはないでしょう。それは今の満足または不満足で永遠に固定してしまうことを意味します。

上に描いたような状況がありうるのかどうか。20代より30代、40代になればより転職しづらくなるのであらかじめよく考えておいたほうがよいと思います。

転職を選んだ場合、はえぬきでないという意味で今より不利になる可能性はありますが、今の会社では得られない達成感、自己実現、飽きの来ない魅力的な仕事につける可能性もあるでしょう。

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まとめ

仕事に飽きた時は自分の適性や人生の分かれ道で選択を行うチャンスでもあります。

今の仕事に飽きてしまったと悲観せず、飽きたのは自分の適性が原因なのか組織が原因なのかよく考えてみると良いでしょう。

仕事に飽きた時は、どのような人生を送るべきかじっくり考えるチャンスです。言葉は悪いですがサボれるならサボりつつ自分の人生について考えてみることをおすすめします。

真剣に考えた結果取った行動は仮に成功と呼べるものではなかったとしても私の経験上肯定的に捉えられるものです。自分で選択したということが大事なのです。

良い選択をして下さい。

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