就職・転職活動の自己分析

自分の性格は従順か人に従わないタイプか【就活・転職前の自己分析】

自分がどういう人間か避けて通れない問題がこの従順か人に従わないタイプかというものです。

局はサラリーマン社会というのは縦社会であり序列に入るということ。

 

あなたがついに序列に収まりきらないかどうかという問題を最終的には避けて通れません。人に従うのは嫌だと言うタイプはサラリーマンには向いていないのではないでしょうか。

 

とは言え、従順でないタイプの方がサラリーマンとして出世しているケースもよく見ます。その場合大抵その会社はどこかしら実力主義的なのです。従順でない人に従わないタイプの方が人に力を見せつけられず出世も出来ないような会社に入ってしまたら悲劇です。ずっとストレスしか感じない人生ではないでしょうか。そのような人生を私なら送りたくありません。

ここで私は従順なタイプだと言う方は特にこの記事を読まなくても良いでしょう。しかし従順でなく人に従うのが苦手だというタイプの方はじっくり読んでどのような社風の会社に入るべきか、どのような職種につくべきかなど熟考した方が良いと思われます。
この問題は見なかったいことにして避けて通りたい問題ではないでしょうが、結局は後で気づくのです。

 

従順な人の特徴

子連れの象、親に付き従う

そもそも従順ということはどういう意味か考えると人の言うことを聞くということです。

人の言うことを素直に聞くわけですね。物分りがいいとも言えます。この手の人はプライドが高くないので人の言うことを受け入れることが容易にできます。通常人はプライドがあるので自尊心を傷つけるような意見は受け入れられないものです。しかし従順なタイプな人にはそれが出来るのです。

様々な特徴を上げつつポイントとなることをチェックしてきましょう。一つわかったことは従順さとプライドが関係しているということです。

 

従順さにはプライドが関係している。従順な人はプライドが低いとも言える。よく言えば余計なプライドを持っていないとも言える。

 

従順でない人は意見を受け入れられないと言いました。従順な人は逆です。人の意見を受け入れられるというのが特徴です。これは素晴らしいことですね。協調性があり、素直で吸収力があるとも言えます。

 

しかし逆に言えば誰の意見もすぐに受け入れてしまうということは自分の意見を持っていないのと同じことなのです。従順な人を思い出してください。いくら待っても自分の意見を言わないのです。そういう人が自分の意見を持っていないのかといえばそうでないことを私は知っています。しかし自己主張は非常に弱いものであり、意見というのは言わなければ、通さなければ自己主張でないのです。

 

従順な人は素直に人の意見を受け入れられるが、自分の意見や自己主張を持たない。

 

自分の意見を言わない理由の一つは他人の顔色を伺っているからだと言えます。つまり空気を読んでいるのです。(空気を読むということは本当は、例えば悪口を言っても大丈夫かどうかわかってこそ空気を読んでいるのだと言えますが、世間では誤解されていて無難に何もしないことが空気を読むことだと言われています。)

空気を読んで他人を不快にさせる発言をしなければ嫌われる可能性は少ないです。協調性があるとみなされることでしょう。一見相手の感情を汲んでいる人にも見えますし、他人の気持ちが分かる人なのだとみなされる可能性もあるでしょう。しかし実際にはこのことは発言をしなければわかるというものではありません。

例えばこういう場合を考えて下さい。

Aさんが上司であるB氏に注意されていました。Aさんはうなだれてとても可愛そうです。実はAさんは悪くなくB氏はえこひいきで嫌いな人間をいじめることで有名な人だったのです。

 

さてこの時空気を読んだ従順な人は気持ちが分かる人でしょうか。

 

本当に気持ちがわかる人ならB氏に注意したり、嫌味を言ったり出来るのではないでしょうか。もちろんそれでAさんの状況が悪化しない場合はですが。そういう状況判断が出来るこそ人が空気が読める人なのです。何もしないことが空気を読むことではありません。

 

従順な人は空気を読めるとみなされているがそれは間違い。状況判断が出来る人が空気を読める人である。

 

さて上司に意見をしないということが出てきましたが従順で上司に歯向かわず、いつも言うことを聞く忠実な部下である従順な人は上司からは好かれる場合が多いでしょう。お気に入りの部下と言うやつです。しかし逆に言えば部下にはふさわしいが上司にはふさわしくないとも言えます。

部下として求められることをこなすのが従順な人の特徴です。

つまり従順な人は自分から何をするわけでもなく、与えられた仕事や求められる役割に対して行動していると言えます。良く言えば気が利くのですが悪く言えば主体性がないのです。

従順な人間は誰にでもなつくため犬のようだと言われるかも知れません。子犬や子供のようにほいほいついていっているように他人からは見えている可能性があります。

それ以外の従順な人のイメージは次のようなものです。と言いつつ実は類義語を調べただけです。

 

・従順 ・ 言いなり ・ 他人の言うまま ・ 言われるがまま ・ 唯々諾々 ・ 諾々 ・ 唯々 ・ 召し使い ・ 思う壺 ・ 思うがまま

・ 思いのまま ・ 言うまま ・ 言われるまま ・ 命じられるまま ・ なされるがまま ・ 合わせるだけ ・ 流されるだけ ・ 逆らわない

・ 忠実 ・ イエスマン ・ 奴隷  シソーラス

 

ここまで見てきた従順な人はかなり典型的な従順さを持った人です。特定の人物ではなくイメージです。しかし次のようなことがわかると思います。

 

 

従順な人は他人の意見や主張を受け入れられ、協調性に富んでいるように見える。空気を読んでいつも状況を受け入れ不満や反論を言ったりしないので嫌われることが少ない。

 

しかし逆に言えば主体性がなく、状況判断ができず自尊心に乏しい人だとも言える。

 

さてここで従順な人は社会からみてどうなのか考えてみましょう。続けて考えるのはサラリーマン社会がどのような人を求めているのかです。まずはステレオタイプ見方が出てくると思いますがしばらく我慢してお付き合い下さい。

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