働いている時ふと、あるいは転職を思い立つ時には、この会社辞めたほうがいのかなあなどと思うはずです。
でもこれはただの思いつきに過ぎなくて辞めないほうがいいのかなあなどと考えますよね。すごく迷うはずです。しかしそういう思考になるということはメンタル的に結構来ている時でもあるんですよね。
そんな時に勢いで軽率に判断するのも考えものです。だからといって思考停止に陥って先延ばししすぎるのも良くないんですよね。

八方位ふさがりです笑
会社をやめないことが悪いわけではない
転職という文脈ではどうしても転職することが正義でありしないことは逃げであるような感じになります。しかし転職しない、会社をやめないという判断が間違っているとは限りません。
だいたい会社に定年まで務めるということはたいてい何かを諦めることを含むのではないでしょうか。やってられないけどやらざるを得ないから辞めない。家族がいるから本当に辛いけど黙って耐える。こんなことはごく普通のことです。
だから自分の人生の安定も考慮して辞めないという判断もありだということを忘れないで下さい。
つらいからって転職ありきで考えるのはおすすめできません。
会社をやめた方がいい理由
何かを諦めて会社に残留するのもありなんだということを踏まえつつそれでも辞めた方が良い場合について見ていきましょう。
長期的に見て納得して働けない
例えば今経営方針が納得行かないとします。そのことについて今は耐えられるかもしれませんが、数年後の自分は納得して働けているだろうかと考えるのです。その結果、経営方針がたとえ修正されたとしても会社への不信感は拭えないという結論が出るかもしれません。それならそれについてじっくり考え間違いないと革新できたら迷わずやめるべきです。
私が転職してもっとも良かったのは自分の倫理に反する仕事を続けけなかったことです。
金銭的に満足できない
収入面で不満がある場合、それに数年後も改善の見込みがないならやめるべきです。若い内でしか収入を伸ばすチャンスがない場合もあります。40代50台になってから営業で一念発起してやる!なんて息巻いてもそもそも入り口から相手にされませんよ。
一時的な理由
その一方でどう考えても一時的な理由の場合もあります。たとえば上司が嫌いだという場合です。上司はいつまでもあなたの上司だとは限りませんし一時なら耐えるべきかもしれません。
昔私は非常い高圧的な上司にあたり「ぶん殴ってやめようかな」と思ったことがありますがその上司も「ぶん殴ってやめた」ことがあったそうです笑

お前も全く同じことしてるな!
っていいたかったですね。今思えば。ぶん殴ってやめたその人がぶん殴られて部下をやめさせるところだったのです。
しかしその上司とも一時的な間がらでその後はまた別の上司に所属することになりました。そうなったらその人のせいでやめたいとまでは思いませんでしたね。
体調不良
体調不良やなにか立て続けにややこしいことがあって、会社に悪いからやめようと思うこともあると思います。しかしそんなことでやめていたら何回やめなきゃいけなくなるかわかりませんよ。なので会社が温情を見せてくれるなら多少迷惑をかけても残るのも一つの方法だと思います。
このように会社をやめた方がいいのかやめないほうがいいのかは長期的視点で考えることが重要です。
会社を辞めるか迷った時はまず数年後の自分を想像してみて下さい。
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