あなたはどれだけ自分のことを知っていますか?
そういう私自身も自分を知るということは一生続くことなのに違いありません。
しかし、就活や転職をするにあたり最も重要なのは自分自身を知っておくことです。職業の特性はある程度明確なものです。それでも自分がどういう食についたらよいか迷ってしまうのは自分自身を知らないからです。自分を知るということは単に心理テストの答えていって解答を確認するようなものではありません。
自分自身を知るということは自分自身の他者への働きかけ方を知ることでもあり、他者や外界へどう働きかけることが出来るのか知るということでもあります。
つまり私自身はこういう人間なのだからこういうことが出来るのではないだろうかということから始まるわけです。
それに対し、この職業はこういう特性がある、こういう傾向があるという事実があります。
その職業にあなたが向いているかどうかは自分自身を知ることによってあなたが認識した自己次第だと言って間違いありません。
私は仕事をするに当たり心理テストや適性診断で知ることの出来る以上にもう少し哲学的な自己分析が必要ではないかと思っています。より深く自分を知ることによってよりよい就職や転職の選択が出来るようになるでしょう。
これから数回に渡って挙げるいくつかの基準は似通っているものもありますが全体を通せばそれぞれ意味を持つと思います。それぞれに対して自分の認識を深めあなた自身を理解するのに役立てて下さい。
主観性と客観性、または主観的か客観的かしゅ かん-くわん [0] 【主観】
① 対象について認識・行為・評価などを行う意識のはたらき、またそのはたらきをなす者。通例、個別的な心理学的自我と同一視されるが、カントの認識論では個別的内容を超えた超個人的な形式としての主観(超越論的主観)を考え、これが客観的認識を可能にするとする。 → 主体
② 自分ひとりだけの考え。 「 -だけで言うのは困る」 「それは君の-だ」
▽⇔ 客観 〔西周にしあまね訳「心理学」(1878年)に英語 subject の訳語として載る〕(Weblio)
きゃっ かんきやくくわん [0] 【客観】 〔object〕
① 主観の認識・行為の対象となるもの。主観に現れるもの。世界。かっかん。
② 特定の認識作用や関心を超えた一般的ないし普遍的なもの。主観から独立して存在するもの。客体。かっかん。(Weblio)
しゅ かん-くわん [0] 【主観】
① 対象について認識・行為・評価などを行う意識のはたらき、またそのはたらきをなす者。通例、個別的な心理学的自我と同一視されるが、カントの認識論では個別的内容を超えた超個人的な形式としての主観(超越論的主観)を考え、これが客観的認識を可能にするとする。 → 主体
② 自分ひとりだけの考え。 「 -だけで言うのは困る」 「それは君の-だ」
▽⇔ 客観 〔西周にしあまね訳「心理学」(1878年)に英語 subject の訳語として載る〕(Weblio)
きゃっ かんきやくくわん [0] 【客観】 〔object〕
① 主観の認識・行為の対象となるもの。主観に現れるもの。世界。かっかん。
② 特定の認識作用や関心を超えた一般的ないし普遍的なもの。主観から独立して存在するもの。客体。かっかん。(Weblio)
哲学的な問題に深煎りするのは避けますが、主観とは自分自身の心で思うこと、例えばあの木は青いとあなたが思うのなら他の数名が緑だと言ってもあなたの主観では青なのだと言うことです。
逆に客観というのはその緑であるという複数名の意見が正しいとするものです。
色のようなものでは集団や社会がどのように認識しているかが重要であるため緑は緑でしょうが全ての問題がこのようではありません。
例えば、あなた自身のことです。
主観と客観を知るために必要なストーリー
仮にこういう人物がいたとして下さい。
A君は子供の頃父が撮っていた動物園の映像を見てものごとを映像に収めることに小さい頃から興味を持っていました。数年のおねだりの後A君は小学生にしてビデオプレーヤーを買ってもらいました。それ以来友達と遊ぶのもそこそこに自転車で出かけては映像を撮って家に帰っては編集するような日々を過ごして来ました。
こうして高校に入学しました。A君は映像や動画の編集に関してはその道のプロも顔負けの技術を持っているので友人との話も合いません。だから学校では適当に勉強しそこそこの成績を出すだけにしていました。
そして高校3年生になりました。進路相談では先生は「Aは優秀だから◯◯大に行きなさい」といい友人は「Aは◯◯大に行って官僚になるんだろうな」と言いました。
しかしA君は高校を出たらバイトをしてお金をためて機材を買いながらyoutuberとして食べていこうと思っているのです。
主観と客観が全く違いますよね。