転職エージェントが転職に成功しやすい真の理由
転職エージェント

転職エージェントが転職に成功しやすい真の理由と不向きな人

転職には転職エージェントがいいって言われますよね。当サイトでも同様の立場をとっていますが別に真似をしたり皆がそう書いているからと言うわけではありません。私はそれほど他のサイトを読みませんしね。

中にはよくわからずに転職エージェントがいいと言っているサイトもあるでしょう。でも転職エージェントいいのにはきちんと理由があるんですよ。この理由を聞いたら多くの方はがっかりしてしまうかもしれません。しかし現実を直視することも大事です笑

冒頭からなにかと思いますね。

これからお話することは私が営業マンとして社会人生活を送ってきた経験からわかることです。普通に生活している人はほとんどのサービスは善良なる精神の元に行われているのだと思うかもしれません。確かにその部分はなくはないですが実はそれ以上に企業ですから営利行為としての側面が強いんですね。転職業界も同じです。転職エージェントも営利行為として転職活動のサポートをしているわけですよね。ここまでは誰でもわかると思います。

しかしそのことについて深く考えて見たことはありますか?転職エージェントは何を扱って利益を得ているのでしょう。

転職業界において、エージェントにとって扱う商品はなにか。

それはあなたです。

それではお読みいただきましょう。

転職エージェントにとって転職者は商品である

数字について話す営業マン

厳密には仲介手数料が発生する業界で商品という概念は薄いですが例えば不動産なら売買用の不動産だったり賃貸用の不動産の賃借権が商品ですよね。これを購入するお客さんに売るわけです(または仲介する)。仲介の場合不動産業者は在庫を持ちませんから商品を扱っているという意識はあまりありません。不動産業者にとってはお客さんは家主さんであり入居さんなわけです。

私はもと不動産業界の営業マンですが自分が扱っているのはサービスであるという意識がありました。その意味では商品ではないとも言えます。しかしより広く考えるとサービスという商品を扱っているのでありその売買を仲介した報酬を得ているとも言えます。すべての商売に商品があるといえるでしょう。

それでは転職市場ではどうなのでしょうか。

転職市場では誰が買い、誰が売るのでしょう。

就職環境の厳しさや逆に容易さを表現する時に売り手市場、買い手市場といいますよね。この売り手市場というのは売り手に有利な市場という意味です。つまりこの場合は求職者ですね。買い手は企業になります。

企業が買い、求職者が売るというのはわかりましたね。では何を売り買いしているのか。

極めて特殊だと思いませんか?転職市場は他と全く違う市場なのです。

そうです。売られているのはあなたです。あなたは売られていると同時に自ら売っているんですよ。転職するという時点で。転職でなく就職でも同じことです。すでに就職している人は売った後であるに過ぎません。

では何を売っているのか。

残念なことにあなたは現実を直視しなければなりません。転職市場であなたが売っているのはあなたの人生ですよ。

あなたはこれから10年間の人生をいくらで売れるか計算しているのです。より高い給料を貰えれば高く売れたことになります。より低い給料では安くしか売れなかったことになります。

転職市場ではあなたが商品で、転職エージェントは転職者を仲介して手数料を得ているのです。

実際には私は転職業界の経験者ではありませんから具体的なことはわかりません。しかし想像するにあなたを仲介した手数料は月給の数ヶ月分から1年分であるに違いありません。

ですから、あなたは転職エージェントと会った時点で転職エージェントにとってあなたは商品であり、売れやすい商品か売れにくい商品か見定められることになるのです。

すべての営業マンは前年度の数字と戦っている

営業って大変なんですよ。毎日毎晩前年度の数値と比べて下がっては行けないというプレッシャーと戦っているんです。だから時に自分の心に反する営業をしたことがないとはいいません。営業を毛嫌いする方がたまにいますがこういったことが理由でしょうね。しかし営業というのはいつの時代も会ったし、必ず一定割合は受け入れられてきたのです。有名なDELLというパソコンメーカーもはじめは作ったパソコンを営業して歩いていたと聞いたことがあります。それよりもっと以前にはパソコンの価値自体が認められていない時代がありどこかの営業マンが体をボロボロにしながら売って歩いたことでしょう。それがあって今があるのです。

だから営業自体が悪いわけではありません。しかし企業が営利行為である限りあなたが受けるサービスは営利行為の一部であることを免れることは出来ないのです。

ここで一つのベクトルが発生します。それは転職エージェントは転職者を就職させなければならないということです。転職エージェントはおそらく成果報酬になっているはずです。転職者が採用された場合に手数料が発生するのでしょう。それなら転職エージェントは求職者を採用させなければなりませんよね。聞いた話によると6ヶ月以内にやめたら返金するとかあるみたいですね。つまり転職エージェントは営業マンでありあなたという商品を売り込み、採用された後もキャンセルされまいかとびくびくしているという一面もあるのです。

しかしこれを逆に見ればあ転職エージェントはあなたを応援してくれる心強い味方ということでもあります。

面接担当者と転職エージェントがどれくらいやり取りするかはわかりませんが個人的につながりをもっている担当者は採用されるようプッシュしてくれることでしょう。その証拠に最終面接ではこういう人が求められますよとか、来ていくスーツはパリッとしたおしゃれなやつがいいですなどとアドバイスを貰ったことがあります。私はその時金融関係の営業マンを辞めたばかりでしたから野暮ったいダブルのスーツで行くところでした。そのまま行ったら落ちていたかもしれません。こうして、私はある有名なブラック企業に送り込まれたのでした笑

それはともかく転職エージェントは時にはあなたを猛プッシュしてくれる味方だということがわかりましたね。

さらに現実を見たい方はページを読み進めて下さい笑

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