転職エージェントにとってあなたが商品だということは売り込む理由にもなりますが、すでに言ったように売り込むか売り込まないか判断されることにもなるのです。
営業マンは数字と戦っているのですから売れない商品に時間をかけている暇はないんですよ。これは私がやってきたことでもあります。不動産業界にはまだ決める気がないのに案内してもらいたいために来る人もいますしそういう方を相手にしていては数字を達成することが出来ません。だから出来るやつは光明にスルーするんですよ。そのために私は店頭に立って客引きというか呼び込みをすることまでしていました。呼び込みは恥ずかしいですが私にはやる理由が十分ありました。それは決まるかどうかわかっている客を自分で引っ張ってくるということです。呼び込みをすることによって自分が効率よく営業できるお客さんを主体的に選んでいたんですね。私は1回の案内で申し込みを頂いたりしていましたよ笑
1回1件の案内で決まったこともあります。
それは決まりやすい人を選んで接客していたからにほかなりません。
同じことが転職エージェントにも言えます。40代でほとんど転職の見込みがない方が転職エージェントに行ったって相手にされない可能性があるのです。
あなたが商品である限りそこには需要と供給の法則が働く
転職エージェントにも様々な会社があります。転職サイトや転職エージェントで違う転職エージェントを紹介されたことはありませんか?
「ん?なんだこれ」
とか思いながらヘッドハンターという名のただの転職エージェントと会ったことが何度もあります。実態は転職エージェントです。その証拠にヘッドハンターとかいいながら紹介する案件に興味を示さなければ全然フォローしてきません。
需要と供給の法則について説明しましょう。需要というのは欲しい人の多さです。供給というのはあげたい(売りたい)人の多さです。需要がすでに満たされているところで一生懸命売ってもあまり効果はありません。それと同じように転職エージェントでも転職者が集まってくるところとそうでないところがあるのです。
あなたに親身になってくれる確率が高いのがどこかわかりますね?それは人が集まっていないところです。
需要の高い商品には一流のセールスマンがつく
あなたがもし企業から引く手あまたですぐに転職先が決まるような人なら腕のある転職エージェントが親身になって相談に乗ってくれるでしょう。何故なら収益が発生する確率が高いからです。ただだれがあなたと面談するかは運もありますから一人目が乗り気でなかったから需要がないのだと落ち込む必要はありませんけどね。営業マンは本当にピンきりです。出来ない人は本当に全く出来ません。
転職エージェントが親身になってアドバイスしてくれるならあなたの転職活動が成功する見込みは高いでしょう。あとはどれだけ高く自分を売れるかいろいろ案件を出させてじっくりと研究すべきです。
おそらくあなたが転職エージェントにとって決まりにくい商品であればより成績の低いものが相手をするはずです。そして全然やる気がないかもしれません笑
その場合あなたはその転職エージェントに見切りをつけより小さい転職エージェントに転職案件を紹介してもらう必要があると思います。なのしれたエージェントは広告費もかけられますしいくらでも人が来ますが有名でなく広告費もかけられない転職エージェントはそもそも転職者があまり来ないんですよ。
だから来た転職者は大事にする確率が高いはずです。結局そこにいい求人情報があるかもしれません。それはやってみないとわかりませんよね。そういう名の通っていないエージェントと会うにはどうすればいいか。それは転職サイトや転職エージェントに登録することなんですね笑
結局大手の転職サイトや転職エージェントに登録するわけですがそこで時々企業ではなく転職エージェントの案件が流れてくることがあります。そういう情報があなたの助けになるかもしれませんね。
リクナビNEXTにまだ登録してない方はしておいて下さい。情報が多すぎて結局使わないかもしれませんが上記のような転職エージェントの情報を得られますので使いかたによっては有用です。
需要と供給を理解すれば有利に転職活動をすすめられる
あなたがこのことを理解しやる気がなさそうなエージェントに関わっても意味がないと気づけば余計な時間を無駄にせずにすみます。さんざん思い焦がれて行けそうな気がしていたのに結局ダメだったことはありませんか?はっきり言ってよという感じかもしれませんがそれとおなじことが転職活動でもあるんですね笑
大手の転職エージェントであまり相手にされないような雰囲気を感じたら小さい転職エージェントの求人案件の情報を集めて会ってみるとよいでしょう。
結局あなたは商品なのでこの商品はこういういいところがあるので売り込んでくれと営業マンに言えれば売れる可能性が上がるんですよ。そういうことをしないで転職サイトから数を打つというのも手ですけどね。