過去に辞めて転職した際に常にブランクがあった管理人です。
転職の際ブランクの期間が長いと不利になると言われることがありますよね。実際企業はブランクについてどのように見ているのでしょうか。これについて情報を調べてみると1ヶ月から問題になるというような情報もありますが私からすればとうてい信じられません。1ヶ月なんて転職活動を始めたら普通に過ぎますよ。大体3時面接まであるとしてその面接も1週間後とか普通にありますから会社をやめてすぐ転職活動を始めたとしても1つの会社を最後までいって落ちたらそれで1ヶ月です。
転職で不採用なんて普通によくある話です。そんなぽんぽん受かっていたら苦労はしません。
今日は転職のブランクについて書いてみたいと思います。
企業は転職のブランクについて何を気にしているのか
転職のブランクで何が悪いのでしょうか。企業から見ればブランクが空いている人材はリスキーかもしれません。
・引きこもりだった
・体が悪い
・社会性がない
・モチベーションが低い
・怠け者である
だいたいこのような懸念があると想像されます。
引きこもりだった
例えば3年位ブランクがあってその間になにもしていなかったら企業からすれば引きこもりだったのかもしれないと思うかもしれません。引きこもりだったという場合社員とのコミュニケーションを取れるか、仕事に慣れることが出来るかなどが問題になるに違いありません。
引きこもりだった人が社会復帰することは素晴らしいことですがその引き受けてになりたくないという企業がいてもおかしくはありません。数年間もブランクがあれば企業はそもそも会社の一員として迎え入れられるかどうか心配になるはずです。
社会性がないというのもこれに含まれるでしょう。
体が悪い
昔塾に行っていた際にある先生が辞めることになったと別の先生から告げられました。
その時に言われたのが「腎臓が悪くて長い時間働けないから辞めてもらうことにした」というもの。子供ながらにシビアだなあと思ったものです。このように体が悪くハードな環境になった時に働けないという人は敬遠される可能性があるでしょう。
もちろん病気をしていて治ったなら問題ないと思いますが。
1年以上ブランクがあるとこのような理由を疑われるかもしれません。
モチベーションが低い
半年以上ブランクがあるとこの人はただ働きたくないだけじゃないだろうかと思われるかもしれません。
実際転職するために会社をやめた後2,3ヶ月くらいブラブラしたくなるものですよ笑
この期間をどう説明するかは予め考えておいたほうがいいかもしれません。
転職で「前職からのブランク期間」は一つの要因に過ぎない
私が転職で面接を受けてきた経験からすると転職の際のブランクの期間は決定的な要因ではないと思います。たいていブランクがあれば聞かれますが私は正直に「自分は就職中は転職活動はしないのでどうしてもブランクは出来る」と説明していましたよ。
そもそも会社に就職しながら転職活動をするというのは悪い言葉で言えば裏切り行為ですよね。もちろん辞める会社にそこまで義理がけする必要はないかもしれませんし現実には次の会社が決まってから転職すべきだとは思います。
しかしこのブランクは?と聞かれて「単に辞めてから転職を始めただけです。就職中に転職活動をするのが当然だとすれば御社は社員の転職活動を許容するのですか?」と返したら返答できる採用担当者はいないのではないでしょうか。辞めてから転職活動を始めたというのは筋が通る理由です。多少のブランクは許容されるでしょう。
ブランクの期間が企業の懸念要因であったとしてもそれは数ある質問事項のうち一つに過ぎません。
重要なのは引っかかったままにしないこと
です。
この理由はどうも納得できないなとなれば採用を見送る要因になるということです。ああなるほど、それなら当然ですねとなればそれが採用を見送る要因になることはないでしょう。
面接ではこのブランク期間がポジティブなものであると伝えられるようにしましょう。
転職の面接で「前職からのブランク」の理由を説明するやり方
はじめに転職の際何もかも正直に言わなければならないのかと言えば、そんなことはないと認識しておいたほうがいいです。誰しもプラス面マイナス面はもっています。あからさまに不利になるような部分は隠しながら生きているのが人間なわけです。転職の時だけ、あなただけ正直になる必要はありません。とは言え、自分の心に正直な理由のほうが相手に伝わりやすいのも事実です。
さきほどのように「前職の企業への義理があるから在職中は転職活動はしなかった」と言えば人によるかもしれませんが筋が通っているなと思われる可能性は高いでしょう。しかもあえて計画性がないと取られかねないことを自分で行っているのでリアリティもあるわけです。この場合計画性がないと義理がたい人物であるという2つの評価がありえますがどんな場合でも複数の受け取り方があるだけです。後は企業の受け取り方のみと相成りましょう。
長期間のブランクは双方にリスクがある
想定される年数は数年間です。
もしあなたがこれから長期間のブランクを作るべきか悩んでいるなら辞めておいたほうが良いと言わざるを得ません。企業にとっては長期間のブランクがある人はリスキーです。モチベーションがない人かもしれませんしただの怠け者かもしれません。精神的に病んでいる人で使用に耐えないかもしれません。特に理由がない限りあえてブランクを作るのは辞めておいたほうがいいでしょう。
すでに長期間のブランクがある場合企業にとってリスクがあります。求職者にとってはなかなか採用されないというリスクがあります。この場合かなりしっかりとした理由が必要なのは当然です。
例えば起業をした、資格をとるために勉強したなどであれば説得力があるかもしれません。起業をしたなら一般企業での就職歴が空白になるのは当然ですしその間に得た経験をポジティブに語れれば問題ないと思います。また難関の国家資格を取った場合それなりの期間がかかるのは納得できると思います。英検3級を受けるために3年浪人したというのは筋が通りませんけどね笑 公認会計士、税理士なら納得してもらえると思います。しかも受かっていたらそれなりの専門性がある人材だとみなされるのではないでしょうか。
ずっと勉強していたことでその期間に資格をとった場合その期間に勉強したことにするのもおすすめです。例えばもともと英語が出来たけどその期間に海外に行くなどして自分を磨きその成果としてTOEICなどで高得点を取った、など。長期間のブランクは説明しづらく納得してもらいづらいのはわかっているのでなりふり構わず理由付けをすることをおすすめします。