働く道では最終的にどんな会社に就職すればいいのかにこういうイメージをもっています。
- 安定していて拘束時間少ないところ
- 副業が禁止されていないところ
なぜこのような会社がもっともいいかというとこれからは会社員として稼ぐのには限界があると思うからです。大企業のサービスも一時はやったかとおもったら簡単に廃れてしまいます。またある業界が今まではブランドに近かったのにほんの数か月でオワコンとまで言われるほどになってしまうということ。このようなことから、この会社に就職すれば一生安泰ということはありえないのが昨今の現状です。したがって会社に求めるものは最低限生活できるだけの安定した収入だけとするのがもっとも賢いと私は考えています。
そしてそれと正反対なのがブラック企業なのです。
なぜブラック企業に勤めていてはいけないか
私はブラック企業に勤めてはいけないとは言っていません。私も超絶ブラック企業の出身です。しかしブラック企業に勤め続けてはいけないと感じています。人生を無駄にするだけだからです。
ブラック企業のメリット
ブラック企業は経験を積みやすい
ブラック企業は一般医どんどん仕事を任せる傾向があります。その理由は誰でおできるからというのもありますし、安い給料の人間にできるだけ大きな仕事をさせたいからです。そのため経験を積むにはブラック企業は持ってこいです。大企業に勤めたら歯車で全く理解できなかった仕組みを中小ブラック企業では理解することができるでしょう。
ブラック企業は出世しやすい
ブラック企業は出世がとてもしやすいです。その理由はさきほどのように若い人に任せる傾向や企業自体が規模が小さく人も少ないので上層部の席が比較的空いているということもあります。
これらのメリットにも拘わらずなぜブラック企業に勤め続けてはだめなのか
その理由はさきほど書いた一つのことになります。企業が存続しないということです。生き馬の目を抜く現在の状況で生き残れる企業は多くありません。起業も容易になり一つの事業で成功しても後続がどんどん出てきてしまいすぐに稼げないビジネスになってしまいます。
たとえばドコモやauやソフトバンクは一時期は独占企業でありかつもっとも稼げる業界だったと思いますがいまでは格安SIMに一定の売り上げを奪われています。
つまりブラック企業でめちゃくちゃ頑張って人生そのものをささげた状態で仮にそのブラック企業が成長し、自分が幹部になることにも成功したとしても会社がすぐにダメになってしまう可能性が高くなっているからです。

したがって私はこれからの時代は分散投資がさらに重要になると考えています。
最大の分散投資は本業を複数持つこと
先日マイクロソフトが週休3日制にすると発表しました。(日本マイクロソフトが週休3日制を試験導入)
マイクロソフトがどうかは知りませんが、週休三日で休みの2日に別の副業ができれば安定性は高まるでしょう。これからは本業+副業というだけではなく本業を二つ持つということも選択肢に入ってきます。マイクロソフトの週休3日制も体のいいリストラかもしれません。
しかし競合しない別の会社には勤めてもいいということなら話は別です。これはつまりワークシェアの逆で働く先を増やすことを意味します。これがリスク分散になるということです。
現時点はサラリーマンが正社員をやりつつほかの会社の正社員もやるというのはなかなか理解されがたいでしょう。しかしいずれこういった短時間労働が普及してくれば働きたい人は2つの会社に勤めればいいという風になる可能性もあります。
社会が変化しても会社が閉鎖的だと可能性を閉ざされてしまう
このように社会が変わってきても会社が「副業絶対禁止!」などとしていると世の中の流れについていけない可能性があります。一番やばいのは公務員でしょうね…。人口が減って税収も減少する中公務員の仕事も減り続けるでしょう。にもかかわらず公務員だけは副業できない状態が長期化する可能性があります。
これらのことを想像するとはじめにあげた、二つの条件が出てくるわけです。
- 安定していて拘束時間少ないところ
- 副業が禁止されていないところ
この二つを同時に満たしていればある程度の収入を確保しつつ副業を始めることができるので収入の安定化を図ることができます。
これからの時代今まで通りサラリーマンを続けていては安泰ではないと思います。今はまだゾンビ企業に銀行が融資を繰り返してなぜか延命できてしまうみたいなことが起きていますがそのうち収益性の低い銀行ビジネス自体が傾いてしまい資本力を生かして企業を延命させるということはできなくなるでしょう。
大企業に勤めれば何とかなるという時代は終わりを告げたのです。
つまりあなたがこの考えが正しいと思うならこういった会社が見つかるまで転職を繰り返す必要があるということなのです。