高卒での転職は難しいのか
高卒の転職

高卒で正社員転職は難しいのか-思い込みを捨てて転職を始めよう

高卒でフリーターになって数年、景気の悪さから就職は厳しく諦めてきたけれど…そろそろ就職しないとやばい。そんな方も多いのではないでしょうか?

そこで転職しようと思ってもそもそも大卒しか募集していない。高卒は一生フリーターのままでいろというのか。

そんなことはありません。

高卒でも正社員として採用される会社は一定数あります。やる前から諦めず根気よく応募していくことで採用してくれる会社はきっとあるはずですよ。

高卒の人が大卒の人に不利な点は始める前にコンプレックスを持ってしまっていることです。でもそれってくだらないことじゃないですか?自分の可能性を自分で狭めているようなものです。世の中には高卒で役員になっている人もいますよ。この記事では高卒の人が社会に出ていく上で必要な知識や心構えについて書いていきます。

高卒は正社員を諦めフリーターをするべきなのか

高卒であまりにも就職先がなくフリーターになっている人にとっては正社員としての就職自体がいとてつもなく高いハードルになってしまっているかもしれません。しかしそれは受かりづらい会社ばかり受けているせいかもしれませんよね。

高卒だからって就職先がないという思い込みは間違いです。高卒が大卒と平等に働いている会社なんて実は普通にありますよ。役員が高卒だなんていう話も普通にあります。

フリーターと正社員の差

フリーターとアルバイトの生涯年収格差

厚生労働省:フリーターと正社員の生涯年収格差

この結果からわかることは正社員は給料が増え続けるのに対し、フリーターはほぼ一定にとどまるということです。これをを見ても正社員とフリーターなら正社員の方がいいに決まっていますよね。

厚生年金などを考慮しても明らかに正社員を選ぶべきだとわかるでしょう。

もしフリーターのままにとどまると40代50代と年をとる旅に年収面で格差がついてしまいます。ましてや年を取れば病気もするようになるのでますます困窮してしまいます。フリーターのままがやばいといわれるのは当然ですよね。

一般に正社員とフリーター(非正規雇用)の給料の差を比べると5000万円以上も差がつくと言われています。

特別な能力がない限り正社員を目指すべき

フリーターと正社員の給料の差があるからと言って実は正社員が一番稼げるというわけではありません。あくまでフリーターよりは稼げると言うだけで実は正社員より稼いでいるフリーの人はたくさんいますよね。しかしこういった仕事には独立しても仕事が入るようないわば特殊能力が必要です。

もちろん自分がそういった特殊能力を持っているのだと言う方はその道を選ぶのがいいでしょう。もっとも稼げる道が正社員ではないということもまた確かです。

しかし一般的にはフリーターをずっと続けるよりは正社員になった方がいいに決まっています。なにか特殊能力がない場合は正社員を目指すようにしましょう。もちろんフリーターを辞めて正社員にすぐならなければならないわけではありません。フリーターをつづけつつ正社員になる道を常に探し続ければいいでしょう。

高卒は安定とは無縁の人生を送るしか無いのか

大企業の募集が大卒以上ばかりだからといって「高卒はフリーターをするしかないんだ。一生安定とは無縁だな」などと思っている人も多いと思います。はなから正社員など頭になり人も多いでしょう。しかし実際には高卒で出生している正社員もたくさんいるんですよ。

高卒のほうが就職、転職、出世の条件が厳しいのは確かですが入社して正社員になった後は学歴よりも実績や実力のほうがものを言う場合も多いです。高卒の方が高給取りを目指す場合年功除列的な組織に属すのは辞めておいたほうがいいでしょう。そういった組織は学閥がはびこりやすく学歴が高い人が単純に上に行くということになりかねません。自分が年功序列的組織性格的に向いているか知りたい方は関連記事を読んでみて下さい。年功序列敵組織

結論を言えば高卒のほうが厳しいのは確かですが思っている以上に門戸は開かれているということです。

高卒は第二新卒に含まれるのか

第二新卒という言葉がありますがあれは大学卒だけに当てはまるものなのでしょうか。第二新卒での採用が大卒に限られる会社も多いですが第二新卒自体は高卒も含まれると考えられます。

第二新卒を採っている会社には積極的に応募してみるといいでしょう。ついでに私は大卒ですが卒業してすぐにベンチャー企業に入りました。超絶ブラックで20kg近く太りましたよ笑

その会社である程度の実績を上げこれ以上経験にもならなそうだと思い証券会社に就職します。つまり第二新卒です。第二新卒というのは何かということになりますがただの新卒です。他に一社系消しているだけです。他の新卒と同じ扱いでしたよ。証券会社に高卒の人はいなかったんじゃないかと思いますが証券会社をやめて入った別の会社では役員に高卒の人もいましたね。別に力があれば高卒でも問題ないと思います。

高卒が出世できる会社

年功序列の組織に入れば評価は学歴などで決まってしまい高卒の人は出世できないかもしれません。そうならないように高卒でも出席できうのかある程度調べておく必要があります。出世やキャリアパスは社員のモチベーション関わることなので入社の際の面談で色々聞いても問題ないでしょう。それで嫌がられるようならそこには行かないほうがいいということです。

高卒が出世できる会社は役員に高卒の人がいる会社です。また高卒の人が管理職になっている会社もそうですね。そういう会社は普通にありますよ。私が入った某小売業大手の会社は高卒や専門学校卒がほとんどでしたし出世していましたね。幸い私もそこそこ出世していましたが学歴というわけではなかったでしょうね。

高卒でも出世しやすい職種

世の中には学歴が全く通用しない仕事というものがあります。それは自分がやってきた仕事でもあります。それは何かと言うと営業販売です。特に営業に関しては人間力が物を言うので学歴など全く通用しませんよ。

ということは高卒でも大卒以上の実績をだし出世することが可能ということです。不動産とかきつい業界には高卒の人もたくさんいます。それで業績を出して大卒より出世してこきつかうことも可能ですよ笑

ただしきつい仕事は嫌だからフリーターをやっていたという人はまず通用しませんが。高卒で実力主義の環境で働きたいと思っている方は営業はおすすめです。営業向きの性格があるかないかで言えばはっきり言ってないです。様々なタイプの人が営業で活躍しています。もちろん全く出来ない人もいる職種です。

販売職もこれと似ていますが営業職は薄まります。例えば家電量販店の販売員の人がそうですよね。彼らはノルマとはちょっと違っておすすめすることはするわけですがたいていお客さんは何か買っていくわけです。営業の場合は営業マンがいなければ絶対に買わないようなものも売っていきます。

いずれにしても業績を上げやすいのは、他人の心理を読める人だったり、コミュニケーション能力があったりする人です。これらの能力はIQに対しEQと言って学歴には関係のない能力です。

高卒でフリーターでも転職活動を続けた方が良い

数年前とは打って変わって今は有効吸引倍率は過去最高レベルまで上がってきています。つまり人材需要があるということです。人材需要が影響して都心のコンビニや牛丼屋、その他飲食店では働く人がいなくなってしまい外国人ばかりになってしまいました。

それだけ他の業界に流れ入ったということです。

このことは以前より就職がしやすくなったことを意味します。今まで何年も転職活動を続けていてだめだった人が今後数年であっさり採用されてしまうということが起きる可能性が高いです。

諦めてしまった方も再度転職活動にチャレンジすることをおすすめいたします。

高卒の転職には転職エージェントを使おう

今まで3回転職した経験から転職には転職エージェントを中心に使うのがおすすめです。転職エージェントを使うと詳しい情報を得られやすく先行ガス進んだ時にこの会社はこういう服装で言ったほうが良いという裏情報を聞けたりするからです。私が最後に務めた会社は小売業ですがその前は金融系や不動産だったのでバシッとダブルのスーツで決めていくところでした。しかし転職エージェントの方におしゃれなスーツを着ていたほうがいいと言われたので細身のスーツにドレスシャツで言ったところ受かりました。

転職サイトだと得られない情報ですよね。とは言え情報量が多いのは転職サイトです。リクナビNEXTには登録しておいたほうがいいでしょう。

高卒だからと言って特別この転職エージェントを使った方が良いということはないと思います。案件があれば紹介してくれますよ。マイナビエージェントであれば第二新卒までの方はマイナビジョブ20’sを利用して下さい。

おすすめの転職エージェントは次のとおりです。

一般的なおすすめエージェントの他にニートや高卒にも強いエージェントを使うのもおすすめです。

ニートも扱っているエージェントなのに就職率96%という驚異の数字を叩き出している転職エージェントがあります。

それがDYM就職です。転職エージェントは敷居が高いと思った方はまずここに登録してみるのも手ですよ。

転職エージェントは総合型大手転職エージェントと特化型転職エージェントに分かれる

転職エージェントを選ぶ前にエージェント各社はその強みや特色で大きく2種類に分かれると知っておくべきです。総合型の大手はその名の通りあらゆる分野においてある程度の情報力を持ちます。逆に特化型の転職エージェントは規模は小さいながらある分野に置いては大手に負けない情報量を持つわけです。この違いを理解していないと見当違いの転職エージェントに訪問して無駄な時間を費やすハメになる可能性もありますのでよく理解しておいて下さい。

おすすめの総合型転職エージェント(大手)

 

マイナビエージェントのヘッダー画像

マイナビエージェント

マイナビエージェントは幅広い分野の求人を扱っている大手総合転職エージェントです。

公式サイトによれば業種別求人率(看護師・薬剤師を除く)は、

  • IT・通信系33.6%
  • メーカー系25.7%
  • サービス・マスコミ系8.0%
  • 金融コンサルティング系7.7%
  • 流通・小売・専門店系9.5%
  • 商社系2.5%
  • 不動産・建設系5.8%
  • その他7.1%

となっています。

職種別求人率(看護師・薬剤師を除く)は以下のようになっています。

  • IT・インターネット・通信19.3%
  • 機械・電子、電子・素材8.7%
  • 医薬・医療機器・バイオ9.2%
  • 流通・消費財・アパレル・フード1.3%
  • 不動産・建設2.4%
  • 金融・コンサルティング3.1%
  • クリエイティブ系5.0%
  • 営業8.5%
  • 経営企画管理部音全般9.7%
  • その他

これを見るとIT系に非常に強いことがわかりますね。ベンチャ企業はIT系が多いので大手だけでなくベンチャー企業まで幅広い求人を扱っているということでしょう。

非公開求人が非常に多い

マイナビエージェントでは80%が非公開求人となっており、マイナビエージェントでしか応募できない独占求人もあります。非公開求人の多さはマイナビエージェントが持つ情報の専有性のあかしであり独自の案件をたくさんもっていることを意味します。

サポート力に定評あり

私も過去に利用したマイナビエージェントはサポート力に定評があり、私自身も手厚いサポートを実感した経緯があります。それで一番におすすめしているわけですがその理由の一つに、書類の添削や面接対策をうざいくらいにやってくれる(笑)という点があります。

マイナビエージェントでは「その企業は書類のどこに注目しているか」などを客観的にアドバイスし、通過率向上につなげています。さらに、キャリアアドバイザーが対面や電話で求職者からお話を伺い、書類に書くべき親和性の高いエピソードや企業にとって魅力となるスキルをアドバイス。アピール力のある応募書類の形を、具体的にイメージしやすくしています。(マイナビエージェント

とあるようにマイナビエージェント独自の情報力によりこの企業ならどういうことを応募書類に書くべきかなどを的確にアドバイスしてくれます。そのためマイナビエージェントの書類通過率は他と比べても高かった記憶があります。

転職はなんと言っても面接対策につきる

就職でも転職でも面接以外アピールできる場所はそうありません。つまり面接でほぼ決まってしまうわけです。この際面接での身だしなみや基本的な受け答えがまずければアピールする前に落とされてしまうかも知れません。この点マイナビエージェントではキャリアアドバイザーが「各企業を担当している陸リーティングアドバイザー」からの意見も参考にして的確なアドバイスをしてくれます。

マイナビエージェントではそのような対策によって面接通過率を大幅に向上させているとういことです。結果内定につながるわけですね。私もこの裏情報(おそらくリクルーティングアドバイザーからの情報)により1社内定したことがあります。(そこに入社しました)

マイナビエージェントの「リクルーティングアドバイザー」は企業への営業を行う担当です。リクルーティングアドバイザーはおそらく企業経営者や役員などと接しどういう人材が好まれるのかなどの通常知りえない情報を知りうる立場なのでしょう。そういった情報が求職者にもらえるのがマイナビエージェントをおすすめする最大の理由です。

DODAデューダ

DODAデューダ
DODAデューダの最大の特徴は転職エージェントと転職サイトを併せ持っているところです。

試しに転職サイト(同じページにあります。)のほうで検索してみるとこんな数字が。

DODAデューダの転職サイト検索結果(求人数)

なんと64,690件もの求人が表示されました。

咥えて転職エージェントとしての機能も持ち合わせています。

転職ノウハウや情報のサポートが豊富

DODAデューダのページを見てみるとわかりますが転職ノウハウなどの情報が非常に豊富です。今現在の年収が妥当かどうかの「年収査定」などもあります。また向いている仕事を調べれるキャリアタイプ診断も利用することが出来ます。

豊富な求人情報(非公開含む)を持つエージェントサービス

非公開求人を含む10万件以上から転職希望者にあった求人を紹介してくれます。

転職エージェントは転職を迷っている方にも専門のキャリア・アドバイザーが相談に乗ってくれるのでまだ迷っている方にもおすすめです。

応募書類の添削・面接サポート

履歴書や職務経歴書の書き方や添削をしてくれます。また企業ごとに内情を知った担当者がアドバイスをしてくれたりもします。

応募書類の提出、面接日程の調整

転職サイトと違って転職エージェントでは書類の提出や面接日程の調整もしてくれるので大変便利です。

条件交渉

内定が出た企業に年収などの条件交渉をしてくれます。

働く道管理人

DODAの転職サポートは非常に手厚いので転職がはじめての方も利用しやすくおすすめです。

転職エージェントは出来れば複数登録したほうがいいです。複数サイト登録して出来るだけ有利な求人情報を探しましょう。

今は有効求人倍率が高く求人が増えているので数年前より格段に転職しやすいですよ。成功をお祈りしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)