もうこの会社にい続けることは出来ない。
その心の声はたいてい本来は引き返しようのないものだと思います。にもかかわらず、会社をやめるのは怖いので人間耐えようと思えば何十年も耐えてしまうのですね。しかし死人のような人生です。親とか大人を見ればわかりますがまるで野球などの一部の娯楽以外は会社で生き延びること以外何の興味もない人形のようです。それが当たり前だったのが今までの日本でしょう。何も身近な人間だけじゃありませんよ。
しかし本来は会社をやめるという選択肢があるわけです。今一度会社を辞めるという選択肢を見直すべきです。やってしまえば単なる転職ですからね。10年くらい前まではまだ転職する人間は稀でした。20人いたら2,3人がやめていくくらいじゃないでしょうか。しかし今ではどんどん転職が当たり前になりってきています。
つまり転職が現実的な選択肢になっています。
それでもなかなか転職に踏み切ることは出来ないでしょう。それなら転職に踏み切るにはどうしたらいいのか。会社をやめたいと思ったらまずすることについて書きたいと思います。
会社を舐めたくなったらまず自分の本心を知るべき
会社をやめたいって?
だれでもやめたいんですよ
会社なんて誰でもやめたいんです。出来れば働かないで行きていきたいわけです。つまり会社をやめたいなんてありきたりな感情なんです。毎朝みんな考えてますよ。一部を除きほとんどだと思います。
まず考えることはそれでもやめたいのかということ。会社をやめたいという気持ちはどれほど強いのか考えることが重要です。
ちょっとした気の迷いなら転職を考える必要はないと思います。
会社をやめたい理由は一時的なものではないか
ただ、昨日帰り際に先輩に嫌味を言われたから。そんな理由でやめたくなったのではありませんか。もしそうならそれは一時的なものの可能性もあります。最悪部署異動出来ればやめずに済むかも知れません。
上司がむかつく。こんなことでさえ上司が移動していけば解決してしまう問題です。長いサラリーマン人生では嫌な上司、合わない上司に数回は遭遇しますよ。そのたびにやめたくなっていてはきりがありません。
ある程度我慢すれば解決する問題であれば転職はせず今の会社で踏みとどまるべきでしょう。
会社をやめたい理由に価値観の裏付けはあるか
会社をやめたいと思い、転職に踏み切った時は私は必ず論理的に説明できる理由がありました。大抵の場合このまま働いていても成長できないと思ったときです。またあまり言いたくはありませんが、会社の営業方針自体が顧客の利益に反すると悩んでやめたこともあります。
ただし、自己成長という価値観が転職では必ずしも重要じゃないと今では思っています。それは次の記事でご覧ください。
本当にやめるべきならこのように何らかの価値観に基づき会社をやめるべき理由を説明できるはずです。
自分の人生に何が重要か考える
自分が何をしたいのかわからなければ明確に会社をやめて別の道に行くべきなのかよくわからないはずです。
例えば自分はセールスを極めて独立したいという場合、今働いているセールスはルートセールスだから本当の意味ではセールスの勉強ができないという場合もあるでしょう。それは明確に転職すべき理由だと言えます。そのままとどまっていたらセールスを学べませんからね。
自分の人生で一体何を達成したいのかはっきりさせることが重要です。何がやりたいのか、なかなかわかりませんけど、セールスを極めたいというような具体的な価値観なら認識しやすいと思います。
一番何がやりたいのか考えていくと結局は好きこそものの上手なれしかないと今では考えています。今までずっと続けてきたことはありませんか?それがやりたいことの答えかもしれません。
なんでやめなければならないのかはっきりしていることが転職時の面接でも重要なんですよね。
会社を辞める決断をする
上記のように考えてそれでもやっぱり会社をやめるべきだと思った時は転職活動を始めるべきときです。はじめに言ったようにそれでも我慢して続けてしまう人もいます。しかしその結果はかなり目に見えてますよね。うつ病になるかストレスで体を壊すか死んだように生きるかです。
40代ならまだしも20代や3代では人生がつまらないものと決めつけてしまう事はありません。リスクを取れる限りより条件のよい会社に務めたほうがいいのは当たり前ですよね。
そのためには会社を変えるしかないのです。それが転職です。
在職中に転職活動をするか、やめてからするか考える
会社を辞める決断をしたら辞める前に会社にいたまま転職活動をするかやめてから転職活動をするか考えます。さまざまな理由から転職活動はやめてからした方がいいと個人的には考えています。しかしやめてから転職活動をする場合貯金がないと出来ませんのでより慎重にやる必要があります。在職中に擦る場合、人目や微妙な空気の中で活動することを覚悟しなければなりません。
それはそれぞれの価値観次第ですのでどちらが正しいということもないです。
貯金なしに転職できるのか-転職にあたって必要な貯金の目安とは
転職サイトと転職エージェントに登録する
転職活動をするには転職サイト1つと複数の転職エージェントに登録して下さい。
転職サイトに登録する理由は情報量です。転職サイトの方がエージェントより幅広い求人情報があります。しかし求人情報は玉石混交でどれが良い求人なのかよくわかりません。スカウトメールを設定していてスカウトメールが来たから応募しても書類選考で落とされたりします。適当すぎて効率が悪いのがデメリトットです。しかし転職エージェントでは得られない求人情報がある場合があるので最低一つは登録したほうがいいでしょう。
転職サイトのおすすめはリクナビNEXTです。これ一つ登録しておけば転職サイトはOKです。
転職エージェントは複数登録して下さい。その理由は1社では情報が偏るからです。転職エージェントでは詳しい情報が得られますので転職サイトのように無駄がありません。応募しても落ちるのがわかっているサイトはそのように伝えてくれるでしょう。転職エージェントでは通常では得られないような裏情報、内部情報を得られることがあります。転職の成功率を高め成功のきっかけともなりますのでサイトだけではくエージェントに登録するようにして下さい。おすすめの転職エージェントは以下のとおりです。
転職エージェントは総合型大手転職エージェントと特化型転職エージェントに分かれる
転職エージェントを選ぶ前にエージェント各社はその強みや特色で大きく2種類に分かれると知っておくべきです。総合型の大手はその名の通りあらゆる分野においてある程度の情報力を持ちます。逆に特化型の転職エージェントは規模は小さいながらある分野に置いては大手に負けない情報量を持つわけです。この違いを理解していないと見当違いの転職エージェントに訪問して無駄な時間を費やすハメになる可能性もありますのでよく理解しておいて下さい。
おすすめの総合型転職エージェント(大手)

マイナビエージェント
マイナビエージェントは幅広い分野の求人を扱っている大手総合転職エージェントです。
公式サイトによれば業種別求人率(看護師・薬剤師を除く)は、
- IT・通信系33.6%
- メーカー系25.7%
- サービス・マスコミ系8.0%
- 金融コンサルティング系7.7%
- 流通・小売・専門店系9.5%
- 商社系2.5%
- 不動産・建設系5.8%
- その他7.1%
となっています。
職種別求人率(看護師・薬剤師を除く)は以下のようになっています。
- IT・インターネット・通信19.3%
- 機械・電子、電子・素材8.7%
- 医薬・医療機器・バイオ9.2%
- 流通・消費財・アパレル・フード1.3%
- 不動産・建設2.4%
- 金融・コンサルティング3.1%
- クリエイティブ系5.0%
- 営業8.5%
- 経営企画管理部音全般9.7%
- その他
これを見るとIT系に非常に強いことがわかりますね。ベンチャ企業はIT系が多いので大手だけでなくベンチャー企業まで幅広い求人を扱っているということでしょう。
非公開求人が非常に多い
マイナビエージェントでは80%が非公開求人となっており、マイナビエージェントでしか応募できない独占求人もあります。非公開求人の多さはマイナビエージェントが持つ情報の専有性のあかしであり独自の案件をたくさんもっていることを意味します。
サポート力に定評あり
私も過去に利用したマイナビエージェントはサポート力に定評があり、私自身も手厚いサポートを実感した経緯があります。それで一番におすすめしているわけですがその理由の一つに、書類の添削や面接対策をうざいくらいにやってくれる(笑)という点があります。
マイナビエージェントでは「その企業は書類のどこに注目しているか」などを客観的にアドバイスし、通過率向上につなげています。さらに、キャリアアドバイザーが対面や電話で求職者からお話を伺い、書類に書くべき親和性の高いエピソードや企業にとって魅力となるスキルをアドバイス。アピール力のある応募書類の形を、具体的にイメージしやすくしています。(
マイナビエージェント)
とあるようにマイナビエージェント独自の情報力によりこの企業ならどういうことを応募書類に書くべきかなどを的確にアドバイスしてくれます。そのためマイナビエージェントの書類通過率は他と比べても高かった記憶があります。
転職はなんと言っても面接対策につきる
就職でも転職でも面接以外アピールできる場所はそうありません。つまり面接でほぼ決まってしまうわけです。この際面接での身だしなみや基本的な受け答えがまずければアピールする前に落とされてしまうかも知れません。この点マイナビエージェントではキャリアアドバイザーが「各企業を担当している陸リーティングアドバイザー」からの意見も参考にして的確なアドバイスをしてくれます。
マイナビエージェントではそのような対策によって面接通過率を大幅に向上させているとういことです。結果内定につながるわけですね。私もこの裏情報(おそらくリクルーティングアドバイザーからの情報)により1社内定したことがあります。(そこに入社しました)
マイナビエージェントの「リクルーティングアドバイザー」は企業への営業を行う担当です。リクルーティングアドバイザーはおそらく企業経営者や役員などと接しどういう人材が好まれるのかなどの通常知りえない情報を知りうる立場なのでしょう。そういった情報が求職者にもらえるのがマイナビエージェントをおすすめする最大の理由です。
DODAデューダ
DODAデューダの最大の特徴は転職エージェントと転職サイトを併せ持っているところです。
試しに転職サイト(同じページにあります。)のほうで検索してみるとこんな数字が。
なんと64,690件もの求人が表示されました。
咥えて転職エージェントとしての機能も持ち合わせています。
転職ノウハウや情報のサポートが豊富
DODAデューダのページを見てみるとわかりますが転職ノウハウなどの情報が非常に豊富です。今現在の年収が妥当かどうかの「年収査定」などもあります。また向いている仕事を調べれるキャリアタイプ診断も利用することが出来ます。
豊富な求人情報(非公開含む)を持つエージェントサービス
非公開求人を含む10万件以上から転職希望者にあった求人を紹介してくれます。
転職エージェントは転職を迷っている方にも専門のキャリア・アドバイザーが相談に乗ってくれるのでまだ迷っている方にもおすすめです。
応募書類の添削・面接サポート
履歴書や職務経歴書の書き方や添削をしてくれます。また企業ごとに内情を知った担当者がアドバイスをしてくれたりもします。
応募書類の提出、面接日程の調整
転職サイトと違って転職エージェントでは書類の提出や面接日程の調整もしてくれるので大変便利です。
条件交渉
内定が出た企業に年収などの条件交渉をしてくれます。
DODAの転職サポートは非常に手厚いので転職がはじめての方も利用しやすくおすすめです。
転職にあたり、重要なのは自分を深く知ることです。自分のことや価値観がはっきり理解できていないとなかなかどの業界に行けばいいか、どの会社に行きたいかすらはっきりしないものです。適当に転職活動を擦ると失敗してまた会社を辞めるはめになりかねません。
次の記事を読んで自分自身についての理解も深めて転職活動をしていただければと思います。
就職や転職をする前に
就職や転職をする前にあなたはもっと自分のことを知る必要があるのではないでしょうか。
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あなた自身を理解するお役に立てれば幸いです。
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