一昔前、転職というのは一部の人間しかしないものでした。
しかし今、転職がもはや当たり前のものとなりつつあります。
転職が当たり前になる時代には転職しない人は化石のような存在になってしまうのか。おかしな話ですが転職があたり前となれば転職しなければならないような風潮になるのが日本です。
「まだ転職してないの?」「転職したことないとか正気?」
いずれこんなことを言われてしまうようになるかもしれません。狂ってますね笑
転職が当たり前になったからって転職しなくてもいいのに転職する必要はありませんよ。
しかし転職が当たり前になる時代に我々はどう生きるべきなのか。予め理解し準備しておきましょう。
みんながやりだすと一気に当たり前化する悪しき日本の習慣
みんながやっていない時にはバカにしてるようなことでもみんながやりだしたら一気に180度変わって当たり前のことになってしまうのが日本です。赤信号皆で渡れば怖くないなんて言葉はこの日本人の悪しき習慣をバカにしたものでしょう。
しかしこれが日本です。
日本では皆がやり始めた途端にそれがスタンダードになるという常識があります。転職が当たり前になったらどうするのか。
転職が当たり前になったら転職したことのないようなやつは上昇志向のないやつ、アグレッシブじゃない証拠などと言われかねません。今仮にあなたが20代だとして、40になった頃に転職歴がなかったら落伍者の烙印を押されてしまったりして笑
まさかそこまでは無いかもしれませんね。
しかし転職が当たり前になるのは事実なようです。
転職の当たり前化は終身雇用の終焉を意味する
今まで安価な労働力として雇用する代わりにほとんどの会社で終身雇用というシステムが保たれてきました。転職者の受け入れが前提ならこのシステムは必要なくなってきますよね。保証したところで途中で抜けられるかもしれないからです。
また働く人からしても何の恩恵も受けない終身雇用システムは魅力に感じなくなるでしょう。双方からみてメリットのないシステムです。このまま行けばなくなってしまうでしょうね。ある閾値まで到達すれば社会が180度変わって転職こそ正義に鳴ってくるのでしょう。
人材を囲い込みたい企業の本音
転職が当たり前になって人材が流動化したとしても経験を積んだ人材にはとどまって欲しいと思うのが企業の本音でしょう。
したがって出来るだけ転職しないように長期間働いた人を優遇するような仕組みを作る可能性もあります。しかしその際転職を上回るメリットがあるのかどうか見極めが必要です。
企業が囲い込みたいとしてもより良い条件で働いた方がいいに決まっておりそれを目指す人はこれからもますます増えるでしょう。
常に良い条件のオファーがないかチェックしている人が勝つ
現時点ではまだそこまで行ってませんがいずれ単に条件が良いというだけで転職する時代が来ると思います。実はすでに運送会社などでは人材の流動化が始まっています。私は商品を発送するために某社と契約していますが、今もっといい条件で他社が募集していると思うよとドライバーさんに伝えたら他社に転職してしまいました笑
このように同じ会社で給料が上がるのを待つよりは他社に転職して良い条件で働いたほうが確実なのです。この記事を読んだ方はもう転職が当たり前になってきているかもしれないと思ったのでしょう。賢いと思います。出来るだけ良い条件で働けるよういまからアンテナを貼っておきましょう。
キャリアアップの手段としても転職
転職が本来どういうものなのかは海外を見てみればわかります。日本はいわば転職後進国なのです。
海外では転職は当たり前のように行われており国外で働くことも普通です。
これがスタンダードであり徐々に日本のサラリーマンもグローバル化してくるということでしょう。
転職をしないとキャリアアップしない時代
しょせん日本企業は出る杭をうち今ある環境を今のままとどめたいという悪しき風習にとらわれた組織でしか無いでしょう。実は給料は海外でも転職するタイミングで上がる事が多いようです。今までのしがらみがあり昇給はしづらい部分もあるのでしょうね。
転職でリセットするタイミングのほうが待遇を改善しやすいというのが現実だと思います。
転職をしないとチャンスを放棄することになる
これから転職をする人はキャリアアップやよりよい待遇のチャンスを得る可能性が高くなるでしょう。しかし転職をしない人はそのチャンスを放棄することになります。転職をしないということが実際人生の分かれ道になるような時代も近いかもしれませんね。
世の中や社会の仕組みは変わっていく
今までは一度就職したらその会社に一生いればいいというシンプルな仕組みでした。しかし世の中や社会の仕組みは変わっていきます。今がちょうどその過渡期です。転職についてはもう当たり前になりつつあるというのは多くの人が感じていることなのでしょう。
転職が当たり前になる時代は、今までのように安定志向の人がいい思いをするのではなく積極的にリスクを取った人がチャンスを掴みいい思いが出来るという別の意味でシンプルな社会構造だと言えます。
社会が代われば仕事の仕方や働き方は変わっていくものです。社会に合わせるより本来の自分の適性のほうが重要ですが今まで自分を縛ってきた価値観から自由になりやりたい仕事をみつけるのも人生において大切なことでしょう。
それでも転職は慎重に
転職そのものがトレンドと言うかスタンダードになるといっても転職自体は慎重に行うことをおすすめします。
日本では転職をあまりしすぎると社会性がないとみなされる可能性があります。実際社会性が無い方であり、転職しまくった私がいうのだから間違いないです笑
慎重に考えた上で果断に実行するのがもっとも良いやり方です。
同業他社への転職でもチャンスを逃さずにするべきときには転職することがおすすめです。
転職をするまず転職サイト一つと複数の転職エージェントに登録しておきましょう。まだ転職をする気がないにしても転職サイト1つと転職エージェントひとつくらいは登録しておき情報収集して置くことがおすすめですよ。転職エージェントには総合型と特化型がありますが転職する際はまず総合型転職エージェントに登録するのがおすすめです。
またまだそこまでではないという方も、リクナビNEXTに登録して情報収集するくらいはやっておいたほうがいいです。リクナビNEXT
は転職エージェントではなく転職サイトですのでキャリアアドバイザーのような人はいません。暇な時に良い条件がないかチェックするだけでも利用可能なので登録しておいて下さいね。
転職エージェントは総合型大手転職エージェントと特化型転職エージェントに分かれる
転職エージェントを選ぶ前にエージェント各社はその強みや特色で大きく2種類に分かれると知っておくべきです。総合型の大手はその名の通りあらゆる分野においてある程度の情報力を持ちます。逆に特化型の転職エージェントは規模は小さいながらある分野に置いては大手に負けない情報量を持つわけです。この違いを理解していないと見当違いの転職エージェントに訪問して無駄な時間を費やすハメになる可能性もありますのでよく理解しておいて下さい。
おすすめの総合型転職エージェント(大手)

マイナビエージェント
マイナビエージェントは幅広い分野の求人を扱っている大手総合転職エージェントです。
公式サイトによれば業種別求人率(看護師・薬剤師を除く)は、
- IT・通信系33.6%
- メーカー系25.7%
- サービス・マスコミ系8.0%
- 金融コンサルティング系7.7%
- 流通・小売・専門店系9.5%
- 商社系2.5%
- 不動産・建設系5.8%
- その他7.1%
となっています。
職種別求人率(看護師・薬剤師を除く)は以下のようになっています。
- IT・インターネット・通信19.3%
- 機械・電子、電子・素材8.7%
- 医薬・医療機器・バイオ9.2%
- 流通・消費財・アパレル・フード1.3%
- 不動産・建設2.4%
- 金融・コンサルティング3.1%
- クリエイティブ系5.0%
- 営業8.5%
- 経営企画管理部音全般9.7%
- その他
これを見るとIT系に非常に強いことがわかりますね。ベンチャ企業はIT系が多いので大手だけでなくベンチャー企業まで幅広い求人を扱っているということでしょう。
非公開求人が非常に多い
マイナビエージェントでは80%が非公開求人となっており、マイナビエージェントでしか応募できない独占求人もあります。非公開求人の多さはマイナビエージェントが持つ情報の専有性のあかしであり独自の案件をたくさんもっていることを意味します。
サポート力に定評あり
私も過去に利用したマイナビエージェントはサポート力に定評があり、私自身も手厚いサポートを実感した経緯があります。それで一番におすすめしているわけですがその理由の一つに、書類の添削や面接対策をうざいくらいにやってくれる(笑)という点があります。
マイナビエージェントでは「その企業は書類のどこに注目しているか」などを客観的にアドバイスし、通過率向上につなげています。さらに、キャリアアドバイザーが対面や電話で求職者からお話を伺い、書類に書くべき親和性の高いエピソードや企業にとって魅力となるスキルをアドバイス。アピール力のある応募書類の形を、具体的にイメージしやすくしています。(
マイナビエージェント)
とあるようにマイナビエージェント独自の情報力によりこの企業ならどういうことを応募書類に書くべきかなどを的確にアドバイスしてくれます。そのためマイナビエージェントの書類通過率は他と比べても高かった記憶があります。
転職はなんと言っても面接対策につきる
就職でも転職でも面接以外アピールできる場所はそうありません。つまり面接でほぼ決まってしまうわけです。この際面接での身だしなみや基本的な受け答えがまずければアピールする前に落とされてしまうかも知れません。この点マイナビエージェントではキャリアアドバイザーが「各企業を担当している陸リーティングアドバイザー」からの意見も参考にして的確なアドバイスをしてくれます。
マイナビエージェントではそのような対策によって面接通過率を大幅に向上させているとういことです。結果内定につながるわけですね。私もこの裏情報(おそらくリクルーティングアドバイザーからの情報)により1社内定したことがあります。(そこに入社しました)
マイナビエージェントの「リクルーティングアドバイザー」は企業への営業を行う担当です。リクルーティングアドバイザーはおそらく企業経営者や役員などと接しどういう人材が好まれるのかなどの通常知りえない情報を知りうる立場なのでしょう。そういった情報が求職者にもらえるのがマイナビエージェントをおすすめする最大の理由です。
DODAデューダ
DODAデューダの最大の特徴は転職エージェントと転職サイトを併せ持っているところです。
試しに転職サイト(同じページにあります。)のほうで検索してみるとこんな数字が。
なんと64,690件もの求人が表示されました。
咥えて転職エージェントとしての機能も持ち合わせています。
転職ノウハウや情報のサポートが豊富
DODAデューダのページを見てみるとわかりますが転職ノウハウなどの情報が非常に豊富です。今現在の年収が妥当かどうかの「年収査定」などもあります。また向いている仕事を調べれるキャリアタイプ診断も利用することが出来ます。
豊富な求人情報(非公開含む)を持つエージェントサービス
非公開求人を含む10万件以上から転職希望者にあった求人を紹介してくれます。
転職エージェントは転職を迷っている方にも専門のキャリア・アドバイザーが相談に乗ってくれるのでまだ迷っている方にもおすすめです。
応募書類の添削・面接サポート
履歴書や職務経歴書の書き方や添削をしてくれます。また企業ごとに内情を知った担当者がアドバイスをしてくれたりもします。
応募書類の提出、面接日程の調整
転職サイトと違って転職エージェントでは書類の提出や面接日程の調整もしてくれるので大変便利です。
条件交渉
内定が出た企業に年収などの条件交渉をしてくれます。
DODAの転職サポートは非常に手厚いので転職がはじめての方も利用しやすくおすすめです。
就職や転職をする前に
就職や転職をする前にあなたはもっと自分のことを知る必要があるのではないでしょうか。
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